ファゴット奏者 水本芳枝

2021.2.21 リサイタル開催のお知らせ。

既にウェブサイト等で告知させていただいております通り、2021年2月21日(日)にソロリサイタルをやることになりました。

チラシデザインの完成がちょうど緊急事態宣言の出た頃で、宣伝のタイミングが悪いなぁ…と思いつつも、コロナ禍での開催というのは元々織り込み済みでの企画ですのでそこは一応想定の範囲内ということで、予定通り進めさせていただいております。


コンサート概要

【水本芳枝ファゴットリサイタル With Strings】

日時:2021年2月21日(日)14時開演(13時30分開場)

会場:ガルバホール新宿(東京都新宿区西新宿6-21-1アイタウンプラザB103)
※オンラインライブ配信あり。

出演:
ファゴット:水本芳枝
《ゲスト》
1stヴァイオリン:戸村実咲
2ndヴァイオリン:佐藤水恵
ヴィオラ:田口厚子
チェロ:神谷壮
コントラバス:中津浜麻美


演奏予定曲目:

ノエル=ギャロン:レシとアレグロ《Fg+弦楽五重奏》
エルガー:ロマンス《Fg+弦楽五重奏》
ピアソラ:エスコラソ(トロイロ組曲より)《Fg+弦楽五重奏》
ジェイコブ:ファゴットと弦楽四重奏のための組曲


チケット:

詳細はこちらのページにも記載しています。


この人生で「リサイタル」という名のつくソロコンサートはやらないつもりでした(もう少しラフに聴けるようなプログラムのライブは企画してたけどコロナで飛んだ)が、今回文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」補助金を申請するにあたり、今しか出来ないことではないかと考えて思い切ってチャレンジすることにしました。

ご存じの方も多いと思いますが、私は複数の演奏団体・グループの立ち上げに関わり、現在もメンバーとして活動させていただいています。当初はまだまだ続きそうなコロナ禍での活動再開に向けて演奏団体やグループでの申請を考えていたのですが、実際に会って話し合うことが難しかったり、団体によっては条件を満たしてなかったりとなかなかスムーズに行かないな…と感じて、もうこれは自分でやってしまおう。となりました。

ソロリサイタルというのも大きなテーマなのですが、このリサイタル開催にあたりもうひとつ自分の中で掲げているテーマは、新しい生活様式の中で演奏活動をしていくためのトライアル公演ということです。このリサイタルの企画や開催を通して得たものは、私の所属している演奏団体・グループ、また固定のグループにとらわれない今後の演奏活動に必ず役立つだろうと考えています。

今回の公演は、今出来うる感染症対策を講じた上で開催します。
具体的には下記のようなものとなります。(画像でごめんなさい)

今回、裏方スタッフは私が代表をさせていただいている「オーケストラ・マミューズ」(以下、マミューズ)のメンバーが担当してくれることになりました。(本当にありがとうございます…!!)

マミューズもコロナの煽りを受けて昨年の公演が全中止となり、今年もオーケストラの活動は慎重に考えていますが、室内楽規模の公演から再開を考えています。ちょうどこのリサイタルも室内楽公演になりますので、ここで得たものを持ち帰って少しでも次回公演のプラスになればいいなとも考えています。


そしてとても大事な話。

ライブ配信も同時に行います!!

感染状況により来場が不安だというお客様もいるだろうと考えていたので、配信を行うことは企画当初から決めていました。そして地域を限定せず好きな場所で(ネット環境は必要ですが…)気軽に聴いていただきたい、というのが希望でもあったので、正直それなりに費用はかかりますが頑張って同時配信もすることにしました。

今回、配信関連はSalon d'Art(サロン・ダール)様に一切をお願いしました。
配信を全ておまかせできるというのは本当に気持ちが楽です。
当リサイタル専用ページ
を作っていただき、配信チケットの販売とお客様の視聴にかかるサポートもSalon d'Art様でやっていただいております。
配信は有料なのですが、私としては料金をかなり安く抑えたつもりなので、少しでも多くの方にご覧いただけると嬉しいです!

※ご質問がありましたので追記※
配信チケットには1週間のアーカイブ視聴がつきますので、当日その時間にご都合がつかない方でも終演後1週間まではお好きな時間にご視聴いただけます!アーカイブ視聴は配信チケットご購入者様のみご覧いただけます。


先に書いたとおり、今回は文化庁の補助金を受けて開催します。補助金が出ていると聞くと予算面はどうせ潤ってるんでしょうと思うかもしれませんが、違います…!(申請した人はわかるはず)全額補助されるわけではないので、企画時点で赤字ほぼ確定の人が多いはずです。

ですが、補助金がなければ出来なかっただろうなというのも事実で、私に関しては今回のような会場を選ぶことやライブ配信、さらにはゲストを5名も呼ぶなんてことも出来なかったと思います。
特に私みたいなものすごい経歴もない一端のファゴット吹きが普通にリサイタルをやるといっても何の目新しさもなければ集客力も怪しい…ということで、やはり補助金がなければリサイタルなんて絶対にやらなかったと思います。笑

せっかくやるからには聴いていただく価値のあるものにしたいと思い、全プログラムをピアノ伴奏ではなく弦楽とのアンサンブルでやることにしました。
ソロファゴットと弦楽という編成の曲は意外とあるんですが、演奏機会はというとそう多くないものです。その原因の一つはやはり人件費かと思います。そこを補助金でまさに補助していただけるなんて本当にありがたい話です…。
今回ゲストをお招きするに当たり、弦と共演するならこの人がいい!と前々から決めていた、マミューズのメンバーでもある戸村さん(マミューズでは数少ない同い年)に今回は真っ先にVnをお願いして、他のゲスト様も揃えていただきました。本当にありがとうございます。コロナじゃなかったら酒をおごりたい。
正直この編成でソロやるの初めてなんですが、やりたいと思って温めてきた曲ばかりなのできっと良いものが出来ると信じています。リハが始まるのがとても楽しみです。


選曲について…
今回弦楽器をお迎えしたいと思ったきっかけは、ジェイコブの組曲をいつかやりたいな~と思って予定もないのに昨年の春先に楽譜だけ買っちゃいまして、いつやれるかなとぼんやり考えていたところにこの機会が訪れました。
それ以外の曲に関しても、以前からやりたいなと思っていた曲ばかりです。
ピアソラに関しては今年生誕100周年だということで…今回プログラムに入っているのは、たまたまです。偶然です。選曲後に知ってびっくり。笑
今回のメインはジェイコブになります。前半に3曲演奏して休憩(会場換気)→後半にジェイコブとなります。
後半が若干コンパクトな感じもするのですが…そこはぜひ会場にいらしてアンコールの声をいただければと思います。ネタバラシしていいのかわからないけど、1曲は用意してます!100周年ですしね…?(これも偶然)

あとはもしかしたら!?



さて本日、発注していた印刷物がやっと全て到着しました(遅い)。
今回のチラシデザインは自分でやったのですが…
自分が出演する室内楽規模の公演チラシなんかだと自分の写真やプロフィールを載せるのでそれも結構恥ずかしいなと思いながら作るんだけど、今回ほど恥ずかしいことはなかった。笑

今回作成したチラシは2種類で、ひとつは一般的なA4サイズのチラシ。概要のところに画像貼りました。

もうひとつはポストカードサイズのチラシ。こちらは主に東京以外の地域向けに配布することを想定して、配信チケットについての説明をメインに載せています。

チラシはお世話になっている楽器店様や関係者の方々には早々に送りつける予定ですが(勝手にすみません)、「うちで置くよ!」「知り合いに配れるよ!」という方がいらっしゃったらぜひともお願いしたいと思っておりますので、お手数ですがSNSのDMやメール(info@aquabassoon.com)までご連絡いただけますと幸いです。



最後まで読んでいただいた方に朗報?です。

私のSNS(Instagram、Twitter、Facebook等)をフォローいただいている方、後援いただいている団体の会員様限定で、入場チケットの割引コードを発行しております。

チケットもぎり等での接触を避けるため、原則として入場チケットはPassMarketでのデジタルチケット販売とさせていただいておりますが、PassMarketでの購入時に割引コードを入力していただくことで割引価格が適用となります。

ご希望の方は各種SNSのDM(フォローがまだの方はフォローしていただいた上で)よりご連絡ください。折返し割引コードをお知らせします。
後援団体の会員様については、メール(info@aquabassoon.com)にて会員である旨お知らせいただければ折返し割引コードをお知らせします。

感染状況が刻々と変わっていく中でまだはっきりとしたことは申し上げられませんが、現時点では予定通り開催する方針です。ただ、会場の席数は30席から減らす可能性もあります。
ご都合が悪くなった場合はキャンセルも承りますので、ぜひ完売する前に入場チケットをお買い求めください!


最後まで読んでくださってありがとうございました。

それでは、会場または配信でお会いしましょうね!!!

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