ファゴット奏者 水本芳枝

ボーカルを買いました。

なんと今年初めてのブログ更新のようです😳
月イチ更新の目標が早くも崩れましたが笑
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて、今回はボーカルを買った話を書く予定でしたが、ボーカルを買うタイミングでなんと楽器ケースも壊れてしまいました
…😫
というわけで、楽器ケースの話は次のブログで書きたいと思います笑
まずはボーカルの話から。
私がしばらく使っていたのはヘッケルのVCDE1番でした。
抵抗感強めの楽器なので、それを軽減させるためにリードの工夫などもしてますが、その一環でこのボーカルを使ってました。
あくまで私の持っているものは、ですが、中音域がよく鳴る印象。低音域が鳴るようにリードを調整した時には特に結果が得られやすい感じです。
反面テナー音域の抵抗感が強めで、ハイトーンはリードにもよりますが当たりにくい傾向。
木五など吹き詰めかつ低音域を任されやすい時には向いてるようにも思います。
音の輪郭がハッキリしやすいので、いい音ではあるけど輪郭がぼやけがちなモーレンハウエルの欠点をカバー出来るかな?とも思ってました。

今回購入したのはヘッケルのCC1番で、スタンダードなモデルになります。
CCは大学入りたての頃にも一度検討したのだけど、楽器については当時から同じ不満(抵抗強め、音の輪郭など)がありました。当時も音抜けや音色を重視して数本吹いたのだけど運命の出会いがなく断念し、当時の印象(どれ吹いても重い)が強かったのでCCは合わないのかもと思い続けてきました。

が、色々あってやはりボーカル替えた方が良いという判断になり。
時間がかかる覚悟で手当たり次第在庫を確認した結果、学生時代のバイト先でもあるノナカダブルリードギャラリーさんに複数在庫があるとわかり、なんというタイミング!と喜び勇んで選定しにいきました。

学生時代に試した時よりどれも良く(多分当時のは売れ残りだったのかも…)、モーレンはヘッケルボーカルの相性を選ぶ…という話も良く聞きますが、概ねどれも大きな問題はないように感じました。

というか、モーレンとボーカルの相性の話って20年ぐらい前に私がネットで書いてしまったのですがそのせいでそんな噂が完成したって事はないよね…?😅
蛇足ですが、楽器純正のボーカルはその楽器に合うように作られているので、下手に替えるよりは純正を使った方が良いという考え方もあります。もちろんケースバイケースですが。

今回は私の楽器でも問題ないものが多く、その中でもより鳴りやすく、手持ちのボーカルで不満に感じているところをカバー出来そうなものを選ぶことができました。

今回のボーカルは…
🍓まず、音程がとりやすい。
楽器のせいにしていた部分もかなりカバー出来てました。ピッチ悪いのはボーカルのせいもあったのかと地味にショック笑
ピッチが下がりやすいテナーD,E,F(上加線第1〜2線)あたりはかなり念入りにチェックしました。これについてはファゴットの性質もあるのでしょうがないんだけど、下がりやすいものが多く、一番マシなものを選んだ。
🍓下から上までムラなく鳴る。
VCDEで感じていた高音域の抵抗感はどれもほぼ無し。ハイトーンも良く当たる。
低音も良く鳴るけど、VCDEと比較してどれもやや当たりにくい印象。楽器の調整は問題ない状態で試奏しに行ったので、リードを改善してカバー出来ると思います。
音色は全体的に重厚な感じ。CCの特徴でしょうかね🤔時々自分の音にびっくりします笑

というわけで数日お試しの後お買い上げとなりました。

当面はリードの研究が必要そうですが、CCは定番の型なのでこの子に合わせたリードなら販売用も良いものが出来そうかもと期待☺️
たまたま今年の頭に入ってきたそうで、たくさんの中から選べて良かったです。
ダブルリード専門店には比較的在庫がある印象でした。
他のお店も入荷予定はあるので、気になる方は連絡してみるとよいですよ〜。

VCDEは売ってしまおうかなと考えたけど、これはこれで良いところもあるので当面は手放さない予定。

で、
ボーカル試奏した日の数日後に合わせの予定があったのでそこで決める予定だったんですが、まさにその日、楽器ケースの金具がぽろっと取れました…😭
近ごろグラグラ来てるなぁと思ってたんだけど、このタイミングで…💦
壊れたのはこの場所なのでケースとしては機能してるのだけど、車移動ばかりなら良いもののそうとは限らない中、背負えないのは致命傷。ということで泣く泣く買い替えることにしました。
ボーカル代とケース代と、あっという間に吹っ飛んだ😭💸
そのケースの話は次のブログにて!

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